煎り酒(いりざけ)

いつだかテレビで「煎り酒」について聞いたことがあります。

日本で「しょうゆ」が普及するようになったのは江戸時代で、

それ以前は「煎り酒(いりざけ)」という調味料が使われていたのだとか。

確かその番組では材料を紹介していたと思うのですが、

私は聞き流していました。

 

ところが先日参加したイベントで、煎り酒を使った料理をいただくことがあり、

「煎り酒」という言葉を思い出しました。

料理を作ってくれたシェフの方に質問ができたので、

「煎り酒」の作りかたを聞いてみました。

 

お酒1合に梅干1個を入れ、約半分になるくらいにまで

煮詰めたらよいとのこと。少量の昆布や鰹節を入れてもよいそうです。

白身魚のお刺身などにつけていただくとおいしいと聞きました。

 

これだったら簡単にできそうです。

 

 

お酒と梅干と昆布と鰹節

 

梅干は小梅干しかなかったので

5個用意してみました

 

 

 

 

 

 

 

小鍋で煮詰めていきます。

梅干は潰しながら煮るのかしら?

わからなかったので、

この後、ちょっと潰してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少量だったので

茶漉しで漉して

 

 

 

 

 

 

 

 

空き瓶に入れました。

どんな味なのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煎り酒を試す前に、

残った鰹節と梅干で

炒めたれんこんを味付けしてみました。

ちょっとお酢も足して・・・。

これがなかなかイケる味。

 

 

 

 

 

 

 

そしてお次は・・・・

 

煎り酒でヒラメのお刺身をいただきます。

(煎り酒の色は本当にうっすらですね)

 

 

 

 

色と同じくらい「煎り酒」の味もほのかな感じ。

梅干の味も鰹節の香りもします。

昆布の味は強くないのですが、

ヒラメの昆布じめをいただいている気持ちです。

 

お刺身には必ずおしょうゆと思っていましたが、

このほのかな感じもいいものです。

感覚を舌に集中して味わおうとする・・・(大げさかな)

丁寧に食べたい、という気持ちが湧いてきました。

 

お刺身をなん切れか煎り酒でいただいた後、

いつものおしょうゆで食べるとガツンと味がやってきました。

おしょうゆもやはりおいしいですね。

 

 

ほのかな味を味わいたい時、

また「煎り酒」を使ってみようと思います。

そうそう、あまりに「煎り酒」の味が薄い時には

お塩を少し入れると良いそうです。

今回はお塩を入れなかったからほのかな味だったのかな。

もっと梅干を潰してみるべきだったでしょうか。

昔の味、どんなだったのかな。

 

(s.y記)